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発起人の小林です。
このたび、円張を中心に円(わ)の会を立ち上げたいと思います。なぜ、このような会を立ち上げようと思ったかと言うと、ここ数年、いろいろな所において、災害(地震・台風・竜巻・津波など)が発生しています。まだ、私たちの所ではあまり大きな災害は発生していませんが、いつ何時災害に合うかわかりません、その時私たちは何が出来るでしょうか?ふとそのような事を考える機会が有り、果たして今の状況で良いのかと思い、考えた結果、何かをしなければとの思いと、昔は、男一人働けば家族が生活出来ていましたが、今の世の中はなかなか男一人の収入では生活が厳しく、共働きの家が増えて来ています。そう言った中での子育ては難しくなって来ていると思います。学校から帰ったらお母さんがいて家族の和も有ったと思いますが、最近では子供が家に帰ってもだれも居なく(鍵っ子)、一人でゲームなどしている子が増えていると思います。まだ、円張りは学校から帰って友達と外で遊んでいるようですが、昔に比べて減って来ていると思います。その事で良く聞くのが、「あの子はどこの子供さん?」と言う事です。私が子供の頃は学校から帰ったら友達と外で遊び回っていたので、皆さんそれなりには名前は知っていたと思います。又、こう言った事も聞きます。「あの人(女性/成人の男性)はだれ?」お嫁さんに来られた方や、子供が成長して円張りに帰って来た方など、なかなか会う場や話をする機会が無いのでこう言った事になるのです。また、最近では高齢化問題や一人暮らしの方が増えて来ています。こんな時に災害が起こった時に果たして対応出来るのかと最近考えるようになりました。
この会の趣旨は、災害が起こった時のマニュアル作りや上辺だけ活動の会ではなく、お互い一人一人が自分はもちろん、家族、隣近所、地区の人と力を合わせて、お互いを守り、災害に対応できるコミュニケーションの有る円張を作って行きたいと考え、この会を起こす事にしました。
 
少し、私事ではありますがお話しさせていただきたいと思います。
私はいつも相手の事(思い遣り)を考え何事にも取り組んでいますが、なかなか人に協力や頼み事が出来ません。それは、私自身が役員の皆さんとコミュニケーション(信頼関係)が出来ていない事です。なぜかと言うと、私自身相手の事を思うばかりに、相手が何を(協力?・面倒?・たいぎ?・仕方なく?)考えているか解らないので、協力・活動をお願いする事が出来ないからです。この事を打破しない限り私自身進歩はありません。信頼と協力が有ってこそ何事も進んで行くと思います。
皆さんの中で、いろいろな役員・世話役をされた事が有るという方もいると思います。その時、あなたはどんな思いで役員・世話役をされていましたか?
○一生懸命(やった?・やってやった?・やらなかった?・やらせてもらった?)
○仕方なくやった(役員になったから?・順番だから?・選ばれたから?)
○適当にやった(言われるように?・その場が過ぎれば?・不参加?)
○欠席・不参加
私は、どんな立場になっても、与えられた事には一生懸命取り組み、いつもやらせてもらっていると思っています。
いろいろ述べてきましたが、何が言いたいかと言うと、物事を行う時は、お互いの信頼と協力が有って初めて出来る事で、決して一人や一部の人だけで出来るものではないのです。
 
信頼と協力・思い遣りが無い場合の例。
○役職決定(誰しも避けたい?・大変?・不安?・協力に心配?・不向き?)
○役員として参加協力(めんどう?・大義?・仕方なく?・やめたい?)
○お祭りや運動会等参加者の減少(行事のマンネリ?・楽しくない?・自分の事がしたい?・コミュニケーションが無い?)
○奉仕活動への参加者が少ない(趣旨の理解不足?・大儀?・自分の事がしたい?・めんどう?・コミュニケーションが無い?)
集会等への参加者が少ない(無関心?・大儀?・自分の事がしたい?・コミュニケーションが無い?)
 
幾つか例を挙げてみましたが、私は、コミュニケーション(ふれあい・思い遣り)が一番大切ではないかと思います
 
私の考えるコミュニケーション(ふれあい・思い遣り)は、
自分→家族→地元→地域→市→県→国
私は家族が第一と思っています。家族の理解無くして他での活動は有りえません。それは、家庭が上手く行っていないのに、なぜ外の事が出来るのでしょうか?それはエゴであり自己満足にしかすぎません。自分が幸せになるには周りも幸せでないと自分も決して幸せにはなれないと思います。そう考えて行くと、自分→家族→地元→地域→市こうなるのではないでしょうか。なので、私は円張からお互いが幸せになれるような所にしたいと思っています。
素晴らしい円張を親から子に、子から孫に残してやりたいと思います
 
円(わ)の会は、私の地元である瀬戸内市邑久町豊原(字/円張=えんばり)の円を取り、円の会としました。円は(えん)と読みますが、私は地域の活性化の為にこの会を立ち上げたので、(えん)では無く、皆の輪と言う事で、(わ)と呼ぶ事にしました。
この会を立ち上げる切っ掛けになったのは、地域防災の講習会に参加した事が、前々から地元の活性化・コミュニケーションについて考えていたことの引き金になり、行動に移すことにしました。
 
最近ではいろんな所で防災組織が出来ていますが、その防災組織にしても、地元が一体となり取り組んでいる所と、形だけの組織です。例えば、災害の時お年寄りの世話を担当される方が、災害に合った時にお年寄りの方はどうなりますか?救出が遅れ亡くなるかもわかりません。この時に避難場所において皆さんが、どこどこのおばあちゃんが居ないよと気が付けば、早いうちに救出出来るのではないでしょうか。
それには、地元のコミュニケーションが必要不可欠だと思います。
こう言った事から、私は地元の活性化とコミュニケーションを図るために、円(わ)の会を発足させたいと思います。
会と言うものは、一人では出来ません。協力してくれる方や参加してくれる方が居てこそ会が存続するのです。
どうか趣旨を理解した上で円(わ)の会へ入ってもらえないでしょうか。
 
私の思いは、円張りの方が皆さん会員になって貰える事です。
○これからの子供たちの為
○高齢化するお年寄りの為
○一人世帯の方の為
災害が起きた時の為(災害の被害を最小限にする為)
以上の事が少しでも出来ればと思っています。
 
会員は、
協力者と参加者です。
会員資格は
円張りに住んでいる方や出られている家族が対象
ただし、趣旨に賛同される協力者は制限有りません。
協力会員は、

 会の運営・打ち合わせ・準備・活動等

参加会員は、
 会の主催するイベントへの参加・送迎車利用(未定)等
会の運営費は、今まで皆さんに協力して頂いているアルミ缶回収の収益と廃品回収(今後の話し合いで決定)の収益を充てたいと思います。現在アルミ缶の収益は21万円ほどあります。
イベント時に参加費を貰う事も有ると思います。
 
今後会の活動については協力者と相談しながら決めて行きたいと思ています。

活動(案) 

1.災害時の対応(避難・救出・食事等)

2.コミュニケーション活動

3.高齢者のサポート(買い物・病院等送迎)

4.一人暮らしの方とのふれあいサポート

5.高齢者等生活サポート(物の移動・電球交換等一寸した修理)

6.子供や高齢者とのコミュニケーション

7.協力者会員の親睦

8.「あいさつ運動」

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